- お悩み徹底解説
オレンジさん
男性・40代~50代よろしくお願いします。10年以上前から左足首の腫れや痛みに悩んでいます。
いろいろな整形外科や整骨院で診察や画像診断を受けて、最終的に変形性足関節症と言われました。
今は歩く際に足首の外側のくるぶし下辺りが鈍く痛み、足の甲に腫れがあります。血液検査などでの異常は何もありません。
かかりつけの整骨院でリハビリをしていますが、手術などをする必要があるかどうかを悩んでいます。
仕事がら長い休みが取りにくいため、できれば手術以外の方法で治療していきたいのですが、
手術が必要な場合や実際の入院期間などについて教えていただきたいです。よろしくお願いします。
痛みが出ているということで
日常生活にも支障が色々と出ていて、大変な不安な状況かと思います。
直接、診察できませんので、
ひとつのアドバイスしてお読みいただければと思います。
ご相談内容の2点のポイントから原因を考える手がかりがあります。
1)歩く際に足首の外側のくるぶし下辺りが痛み
2)足の甲に腫れ
上記のケースに関しては、変形性足関節症の外側インピンジメントの場合に同じような痛みを発症する方が多いです。
インピンジメント症候群とは、骨と骨(過剰骨)がぶつかったり、関節部分(付近)で筋腱などを挟んでしまったりすることで、炎症が発生したり、痛みを伴った状態を言います。
足に限る症状ではなく肩関節や手首などにも起こったりします。
インピンジメント症候群の原因とは?
一般的な原因としましては、スポーツや仕事で、足首を過度に曲げたりすることで、足首の靭帯が伸縮し、骨に凹凸が形成されます。
痛みが出てからも動作を続けていると、凹凸がかけることで、遊離した状態となり更に状態が悪くなることもあります。
また、運動以外の原因でも遊離した骨はできることもあり、三角骨などとも呼ばれ、同じように足に痛みを発生させることもあります。
相談者の方はインピンジメント(関節付近で他の部分(骨)との衝突)による腫れや痛みが推測されます。
対処法と治療法
インピンジメントでの症状に関しては、優先される事項は、環境設定となります。
補助器具やオーダーメイドインソールで、足関節のアライメント(各関節や骨の並び)の補正が必須です。
器質的にぶつかってしまっていますので、そこの衝突を減らすのが最優先となります。
保存療法と手術療法が考えられますが、現在かかりつけの整骨院に相談しつつ、
セカンドオピニオンとして足の改善に強いお近くの整形・形成外科をお探しください。
状態があまり改善されていないようなので、レントゲンやMRIで状態を正確に知る必要がございます。
手術について
手術の日数に関しましては、状態によって幅がございます。
10日~2週間程度入院が必要なようです。
非常に幅がありますので、まず足に強い病院を探すことから考えたほうが良いです。
手術療法に関する参照スポーツ整形外科ホームページ
https://sports-medical.net/treatment/mios/leg2.html
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