計算できない『自賠責入金』のタイミング。ないものと考えよう
整骨院を経営していると、自賠責保険による施術費の入金タイミングについて悩まされることが多いのではないでしょうか?
保険会社からの支払いは、一見すると定期的に行われるように思えますが、実際にはバラつきがあります。
今回は、自賠責の入金サイクルの不確実性と、それにどのように対応すべきかについて考えていきます。
自賠責入金のタイミングは読めない
自賠責保険の請求は、書類を提出してから入金されるまでの期間が一定ではありません。 以下のような要因で、支払いタイミングが大きく変動します。
1. 保険会社ごとの違い
保険会社によって、
- 書類の処理スピード
- 支払いのルール
- 月ごとの締め日 が異なります。
ある会社は1か月程度で入金されることもあれば、3か月以上かかることもあります。
2. 事故の状況や示談の進捗
- 事故の過失割合や状況が複雑だと、示談が長引き、施術費の支払いも遅れがちになります。
- 患者が保険会社とのやり取りに時間を要すると、請求プロセスが止まってしまうことも。
3. 書類の不備や追加書類の要求
- 保険会社から追加書類の提出を求められると、その分支払いが遅れます。
- こちらが完璧に提出しても、保険会社側での確認に時間がかかるケースもあります。
「ないもの」と考えるのが経営のコツ
入金のタイミングが読めない以上、これを**「ないもの」と考えるのが経営の安定化につながります。**
1. キャッシュフローを自費や他の収益で安定させる
- 自賠責の入金を頼りにせず、自費施術や健康保険の施術を強化する。
- 予測可能な収益を増やし、経営の安定化を図る。
2. 支払いサイトの長さを考慮した資金繰り
- 最低3か月分の運転資金を確保しておくと安心。
- 支払いが遅れても、スタッフの給与や家賃を滞らせることがないよう準備。
3. 無理な経費計画を立てない
- 自賠責の入金を当てにした投資や経費の計画を立てない。
- 「入ったらラッキー」くらいの感覚で構える。
まとめ:自賠責入金は予測しないのが正解
「◯月に○○万円入るはず」と考えてしまうと、資金繰りに困る原因になります。
自賠責の入金はボーナスのようなものと考え、
- 安定した経営を目指すなら、予測できる収益源を増やす。
- 運転資金に余裕を持たせる。
- 無理な経費計画を避ける。
この考え方を持つことで、整骨院経営のストレスを減らし、安定した運営が可能になります。
「ないもの」と考えて、着実に経営をしていきましょう!
