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ケガすることなく走り続けよう!足を故障する3つの原因と対策

ランニングをしている人のうち、マラソン大会を走るという人の多くが、体のどこかにトラブルを抱えていたり、過去にケガをした経験があったりします。健康のために走り始めたのに、膝を痛めて走れなくなるというケースも少なくありません。

それでは、なぜランニングをするとケガをするのでしょう?ケガをする理由をきちんと把握できていないと、回復してからもまた同じことを繰り返してしまいます。そうならないために、ここでは足の故障の原因と対策について、わかりやすく解説していきます。

ランニングで足を故障する3つの原因

ランニングで足を故障する理由はいくつも考えられますが、その中でも特に注意しなくてはいけない原因を3つご紹介します。

  • オーバートレーニング
  • ランニングシューズの構造
  • 走り方に悪いクセがついている

基本的にはこの3つが合わさってケガを引き起こします。他にも「体幹のバランスが悪い」「柔軟性がない」「ケアをしっかりしていない」なども考えられますが、これらはケガを促進させる要因にはなっても直接的な原因にはなりません。

なぜこれらがケガにつながるのか、そしてどのような対策をすればケガを防げるのか、個別に詳しく解説していきます。

オーバートレーニングによるケガを防ぐ

最初は1km走るのも大変だった人も練習を繰り返すことで、2〜3ヶ月くらいで5km、10kmといった長い距離を走れるようになります。そうなってくると走るのが楽しくなり、スピードを上げたり、さらに長い距離に挑戦したりします。

ところが体が走るのに慣れてきただけで、実際には走るのに十分な筋肉がついていません。このため、本来なら体作りを行いながら徐々に負荷を上げていく必要がありますが、多くの人が独学でランニングをしているので、いきなり高負荷な練習を行ってしまいます。

さらに走れる体になるには、トレーニングと同じくらい休養が重要なのですが、初心者はこの休養の概念がわからないので、ほとんど休みなく走り続けます。最初は休養が不十分でも走力が上がっていきますが、ある日突然限界点を超えて体が悲鳴をあげてしまいます。

  • 高負荷のトレーニングは3日に1回
  • 十分な睡眠時間を確保する

オーバートレーニングによるケガを防ぐためにはこのように、負荷の高い練習は3日に1回、1週間に2回程度に抑えておきましょう。

また、回復のための睡眠も重要です。トレーニング時間を同じ時間だけ、いつもよりも多く寝るようにしましょう。例えば普段の睡眠時間が6時間で、1時間のランニングをした日は7時間以上寝るようにしてください。できることなら、普段から7時間睡眠に切り替えましょう。

ランニングシューズの構造によるケガ防ぐ

ランニングシューズの構造もケガを引き起こす原因のひとつです。世の中の多くのシューズのソールが「しゃもじ型」をしており、前足部が大きく、踵側が小さくなっています。そして土踏まずの部分がくびれていますが、体の重心はこのくびれた部分の内側にかかります。

重心がかかる場所にソールがないので、走っているときに内側に倒れやすく、膝がねじれてしまいます。これをオーバープロネーションと呼び、何万回もねじれを繰り返すことで膝の筋が耐えられなくなり故障します。これは市販されている多くのシューズで発生します。

そこでおすすめなのがソールの薄いシューズです。オーバープロネーションが起こしにくいため、ケガのリスクを防ぐことができます。

初心者はクッション性の高いシューズをおすすめされますが、クッションに頼るといつまで経っても筋力が上がりません。またクッションがあるから、オーバートレーニングをしてしまいます。ソールの薄いシューズで無理のない距離を走れば、オーバートレーニングを防ぎつつ、筋力アップも目指せます。

また、ナイキのリアクト・インフィニティ・ランやヨネックスのSAFERUNシリーズのように、膝に負担がかからないことを目的に作られたランニングシューズもケガ対策としては有効です。

走り方の悪いクセを改善してケガを防ぐ

ケガをする最後の理由は、走り方の悪いクセにあります。トレーナーによっては「間違ったランニングフォーム」と説明する人もいます。例えばO脚のランナーが自己流のフォームで走ろうとすると、足の外側の筋肉ばかり使うので、膝の外側にストレスがかかります。

5km程度のジョギングを楽しむ程度ならいいのですが、速く長く走るとなるとこの自己流のフォームがケガを引き起こす確率が上がります。もちろん骨格は一人ずつ違いますので、最適なフォームというのは人によって違います。

それでも理論的に「ケガをしにくい共通の走り方」というものはあります。ただし、これは独学で身に着けるのは難しく、ランニングフォームは専門知識のあるトレーナーに確認してもらい、日常生活の姿勢から修正していく必要があります。

自分に最適なフォームを教わり、あとはそれに見合った筋肉が付くまでオーバートレーニングにならないように繰り返しトレーニングを行います。その体ができるまで2〜3年はかかります。長いと思いますか?でも体を作るというのはそういうことです。

ランニングは結果が出るのに時間がかかるスポーツです。何をするにしてもスピードが求められる時代ですが、年単位で計画を立ててトレーニングを積み重ねてください。ケガをしない強い体を手に入れる裏技はありません。地道にコツコツ積み重ねていきましょう。