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走りやすさを重視!ランニングシューズの選び方(初心者編)

日頃の運動不足解消や、免疫力アップを期待してランニングを始める人が増えてきましたが、初心者の中にはランニングシューズではなく、スニーカーで走っている人もいます。もちろんスニーカーでも走れないことはないのですが、より快適に走りたいならやはりランニングシューズがおすすめです。

とはいえ、いきなりランニングシューズを購入するとなると、どんなシューズを選べばいいのかわかりませんよね。そこで今回は、ランニング初心者向けにランニングシューズの選び方を、わかりやすく解説します。

人気の高い厚底シューズってどうなの?

以前は上級者がソールの薄いランニングシューズを履き、初心者がクッション性の高いソールの分厚いランニングシューズを選ぶのが定番でした。ところが、ニュースなどでも話題になりましたように、ナイキが厚底シューズを発売してから、トップアスリートも厚底シューズを履くようになっています。

デザイン性も高くて初心者ランナーの方も気になってはいると思いますが、初心者が履きこなせるかどうか不安ですよね。ナイキ以外の厚底シューズについては、まだ情報が少ないので何ともいえませんが、ナイキのヴェイパーフライシリーズは初心者が履いても速く走れます。

でも初心者のランニングシューズとしてはおすすめしません。シューズに頼ってしまい筋力が上がりにくいためです。速く走ることはできますが、体を鍛えるのには向いておらず、初心者でこれから走れる体を作っていくという人の目的には合っていません。

初心者はジョグ用のクッション性重視シューズを選ぶ

Digital composite of Highlighted foot bones of jogging woman

ランニングシューズを選ぶときには、どのようなシーンで履くのかを考慮する必要があります。

  • ジョグ用(会話を楽しめるスピード)
  • ポイント練習用(インターバル・ペース走)
  • レース用(マラソン大会)

ランニングシューズの用途は大きく分けてこの3種類あります。この他に山を走る用のトレランシューズがありますが、今回は説明を省きます。最近のトレンドは、この3種類を用途に合わせて使い分けるのが一般的です。

マラソンのトレーニングは週に2回程度の高負荷なポイント練習と、それを繋ぐためのジョグで構成され、ジョグはリカバリーの役割も果たすので、クッション性重視で選びます。ポイント練習は筋肉や心肺機能に負荷をかけるのが目的ですので、軽量でスピードを出せるシューズを選びます。

初心者の場合は、ポイント練習をするという段階にありませんので、基本的にはクッション性の高さ重視で選びましょう。ただしクッション性が高いシューズは過保護なところもあり、筋力アップに時間がかかります。

最初はクッション性の高いシューズを選び、走れる体ができてきたら意識的に筋肉に高い負荷をかけるようなポイント練習を行い、それに適したシューズも揃えましょう。

初心者が選ぶ基準は軽さとフィット感

ランニングシューズを選ぶとき、理想は試走することです。どんなランニングシューズも走ってみないと自分との相性がわかりません。このため、ランニングステーションなどのレンタルシューズを試走に利用するのがおすすめですが、近くにランニングステーションがない人もいますよね。

そういうケースではショップで試し履きして、店内を歩くくらいしかできません。ですので、選び方としては「軽く感じること」と「足にフィットしていること」を重視しましょう。

クッション性が高いシューズがおすすめとお伝えしましたが、クッション性を優先するために、重くなってしまったシューズは避けてください。また足を守るためにサポート機能が充実しすぎて重くなっているシューズもあまりおすすめしません。

足は守られるかもしれませんが、シューズが重いとランニングが楽しくありません。履いてみて軽くてどこまででも走れそうなシューズを選びましょう。ただし、そのようなシューズは足を守るための機能が少ないので、足に違和感を感じたら走るのをすぐにやめてください。

またフィット感も重要で、足のどこかを圧迫するように感じるシューズはNGです。初心者のランニングシューズは中足部でしっかりと固定し、前足部は比較的余裕があるものが理想です。試し履きしたときに前足部に1cm程度の余裕を持たせて、圧迫感のないシューズを選びましょう。

ランニングシューズを買い換えるタイミング

初心者が迷うのが、ランニングシューズの買い替えタイミングですよね。これはシューズによって違いますが、800~1000kmがシューズの寿命といわれています。これくらい走るとクッション性が弱くなり、アッパー素材なども破けやすくなります。

ただし、初心者は足を引きずるように走る傾向がありますので、ソールのゴムの部分が削れて、ミッドソールがむき出しになったら買い替えましょう。

反対に、ほとんど練習をしてなくて、まだまだきれいという場合でも、樹脂やゴムが経年劣化します。シューズのポテンシャルを活かすためには、少なくとも1年に1回のペースで買い換えましょう。

もし毎日のように走るのであれば、2足以上購入してローテーションするのもおすすめです。1足を履き続けるよりも、シューズを休ませるほうが長く使えます。月間200km以上走るのであれば、2足をローテーションして1年経過したところで買い替えましょう。

まとめ

初心者は、まず足を入れてみて、走りやすそうだと感じたシューズを選びましょう。そのときに足を部分的にでも圧迫するように感じた場合には、長い距離を走るときに痛みになる可能性があります。フィット感が高くストレスのないシューズを選びましょう。

走りを楽しむためには軽いシューズがおすすめです。クッション性とサポートを重視するあまり重たくなっている初心者向けのシューズがありますが、重たいシューズは走る楽しさが損なわれます。何足か履き比べてみて、軽くて走り出したくなりシューズがおすすめです。

ランニングシューズはネットショップではなく実店舗で購入しましょう。それも大型店舗よりもランニング専門店のほうが店員の知識が豊富で、様々なアドバイスをしてもらえます。ここで説明した内容だけでは選びきれないという人は、専門店で相談してください。

また、見た目の好みも実はとても重要です。デザインはモチベーションを高める効果がありますので、初心者はカラーやデザインで妥協せずに、自分でかっこよさやかわいさを感じるシューズを選びましょう。

中級者編に続く >