変形性足関節症と診断されたのですが、フルマラソンを走れるようになりますか?
志水 剛志(柔道整復師・足のスペシャリスト)が監修した記事ホンデさん
男性・40代~50代初めまして。私の耳は不自由です。
このEメールで相談してくれたら嬉しいです。よろしくお願いします。
最近、整形外科で変形性足関節症と診断されましたけど、痛み止めの飲み薬と湿布だけもらいました。これで本当に治せるか心配しています。本音は完全に治ってまたフルマラソン大会を出たい気持ちはありますけど、可能性があると思いますか?
今は徒歩の程度なら痛みは感じないけど、ジャンプしながら走るだけで、痛い。軽くジョキングでもまだ痛む。
フルマラソン大会を出たのは11/3が最後です。それ以降走ることは出来なくなりました。
また走りたいけど、無理すると走るフォームがおかしくなるので走れない状況になっています。
それが悩みですがなんかアドバイスありますか?
相談ありがとうございます。
変形性足関節症に痛み止めと湿布だけでは、フルマラソンをまた走れる様になるのは難しいです。
なぜなら足関節(足首)が変形するほどの原因へのアプローチがなされていないからです。
更にそこに走るという行為が加わりますので、走るのは体重の3倍の負担が足に掛かります。
それを長時間というとても足にとっては過酷な状態です。
まず1番お勧めしたいのは、私ども協会の認定加盟店がありますのでご来店いただけることです。
お近くの加盟店をお探しください。
その次に環境面でのサポートも必要ですので、協会推奨のサポーターですが変形性関節症の方にお勧めなのが
・距骨フィット
足の傾きを補正することで足首の軸を補正してくれます。ホンデフダシ様の足はマラソンにより踏み潰されてしまいアーチが崩れ足関節の変形に至ったと考えられます。まずは接地面の補正は必須となります。
・距骨バンド
足首に装着してもらう事で足首の力をアップしてくれます。足首の力がアップする事により自力のサポーターができ、足首の保護につながります。距骨は前後左右に動けるのですが動き過ぎてしまうと関節のアライメントが崩れ力が出しにくくなります。
ホンデフダシ様の足が改善されて行きフルマラソンが走れるようになる事を願っております。