足の裏が硬いVS足の裏が柔らかい
当店にいらっしゃるお客様の中で、
『足の裏が硬くて痛むんです…』
というお声を頂くことも少なくありません。
何となく、足の裏に限らず身体の中で硬い箇所があるというのは何となく良い気がしませんよね。
わかります、、その気持ち。。
が、しかし、果たして柔らかければ良いという話なのでしょうか?
本日はそんなお話になります。
結論から申し上げますと、足の裏に関しては、
硬さも必要ですし、柔らかさも必要です。
言い方を変えれば、
硬すぎてもダメ、柔らかすぎてもダメということになります。
そもそも、足裏の土踏まずが何のためにあるのか。
これは体重をかけた際にはクッションになり、
前に進む際には推進力を生む
そういった役割を担う構造になっているのが土踏まずです。
要はバネのような役割を持っているわけですね。
※ご興味のある方は『トラス機構』『ウィンドラス機構』で調べてみてください!否、当店まで聞きに来てください!
体重をかける時と、前に進むとき、それぞれのフェーズで足の裏は柔らかさと硬さを必要とします。
すなわち、、
体重がのる時:柔らかさ
前に進むとき(地面をける時):硬さ
といった感じです。
柔らかさがなければ、体重がのったときにクッションが働かず、足の裏への負荷が大きくなってしまいますし、
硬さがなければ、前に進むための推進力が生み出せず、転びやすくなったり、歩く際に不安定感を覚えたり、足がうまく働けないために代償として膝や股関節への負荷が多くなって痛みにつながることもあります。
身体のすべての箇所にいえる事ですが、運動連鎖のなかで常に各部位が適切なコンディションであることが求められます。
ただ、これはご自身で状況を判断するのはなかなか難しい。。
ぜひ不安のある方は、一度当店で足の状態を確認してみてはいかがでしょうか!