「足趾が地面に触れている感覚が新鮮!」浮き指による後重心を改善し、外反母趾の進行予防へ
40代の女性が、「痛みはないけれど、外反母趾の角度が強くなってきた気がする」とご相談のため来院されました。
普段から違和感はないものの、足の見た目や将来的な進行に対して不安を感じていたとのことです。
検査では、足指が接地できていない“浮き指”の状態で、バランステストでは後ろに倒れてしまうほどの後重心が確認されました。
これは、足趾で踏ん張れないことによって全身の姿勢バランスが乱れている典型例です。
距骨の調整を含む施術を行い、重心と足部アーチの改善を図ったところ、
施術後のバランステストでは、後方から圧をかけても安定して立てるようになり、足趾がしっかり地面に触れている感覚をご本人も実感。
「足指が床に触れているって、こんなに違うんですね」と、新鮮な驚きをもってお話しくださいました。
症状が出ていない段階でも、足元のバランスを見直すことは、変形や姿勢不良の予防として大きな意味を持つことがわかる症例です。